SKY SPORTS EQUIPMENT

オーバーホール


ボルト穴

教習機のオーバーホールをしました。
写真はスパー…ノーズプレートサイドのボルト穴です。
6mmのボルト穴が、ずいぶん広がってしまっています。
ここは、キールと左右2本のスパーを2枚のノーズプレートでサンドイッチしています。
丸いパイプを平面のプレートで押さえている構造なので、無理は禁物です。
セットアップ時などスパーを左右に開く際、ある意味許されるパイプの軌道は一つ!
上下も左右も、捻ったり捻ったりは厳禁です。

これは教習機なので極端な例ですが、気をつけて扱いましょう。
ボルト穴が大きくなれば左右の取られの原因にもなります。
教習機はパイプの曲がりも発見されたので、取り替えになりましたが、ボルト穴の拡張
だけなら、インナーの打ち替えで修理は完了します。

そしてこの修理の興味深いところ…。
ボルト穴の拡張は、事故のケースを除けば徐々に進行するためパイロットは気づかぬま
まに感覚が慣れてしまうのだそうです。
そのため修理が完了して、まっすぐ飛ぶようになった時、かえって違和感を感じてしま
うケースが多いとか…。

パイプエンドのキャップの歪み(はまり具合)もボルト穴変形を発見する手がかりに!

機体は大事に扱って、安全にフライトをお楽しみください。

もし何か不安があったら…いつでもお気軽にお声をかけてください。